広い道路と充実したバス網を持つソウルの街ですが、この電鉄線もソウル市民の日常生活の足として無くてはならない存在です。何気無しに乗ってしまいがちな通勤電車ですが、国は変われど運転室の緊張感と苦労は同じと感じさせられました。
韓国の地下鉄・電鉄開業から30年の2004年、日本から韓国にやって来た電車は韓国で仲間を増やし、独自の電鉄網を構築し、国の発展と共に独自の発展を遂げて新しい時代へと踏み出したことを実感しました。
韓国の電鉄・地下鉄網の発展は留まるところを知りません。今後も多くの新規路線でより便利に発展して行く電鉄線の未来と、その陰で日本から海を渡り最後まで第一線での活躍をした初期抵抗電車に心の底からエールを送りたい気持ちで地下ソウル駅を後にした…
イソウロウ日時 2004年5月
※「初抵抗(初期抵抗車)」としてファンに愛されたこの電車は2004年6月に全廃しました
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