ソウル市内の長距離鉄道のターミナルと言えば、ソウル駅、そして最近発展目覚しい龍山駅があります。しかしソウル市内には古くから東海岸や春川方面の始発駅として栄えたターミナルがあります。それがここ、清涼里駅です。中部・南部の大都市を目指すソウルや龍山駅とは対照的に清涼里は東部の地方都市を目指すターミナル駅です。駅舎は数年前に橋上駅舎として新しくなりましたが、どことなく懐かしい香りが漂う始発駅独特の風景は今も健在です。
清涼里駅は主に中央線(原州・安東方面)、太白線(寧越・太白・東海・江陵方面)、京春線(加平・南春川方面)の長距離列車に龍山〜徳沼電鉄が龍山方面、徳沼方面へとアクセスします。また駅から徒歩3分ほどで地下鉄1号線の清涼里駅がありますが、ここ地上清涼里駅とは別駅扱いで、龍山〜徳沼電鉄との乗り換えには直通通路が無く、改札を出る必要があります。
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