ツアーの概要

 
台湾鉄道研修ツアー
by JR北海道<SL姉妹列車締結記念行事>

記念運行のSLに乗車して、普段入れない鉄道施設
その中でも
普段公開しない車両施設
これでもか!というくらい
写真を撮って
専用運転の特別列車に乗って
ありえない路線の車窓を楽しみ、
現地の
鉄道関係者・鉄道ライター・著名ファンと交流する
こんな
機会はまたと無いであろうと言うツアーでした。


※多数のご参加、お問い合わせをいただきました
ありがとうございました。



 
※画像はイメージです

 

一体どんなツアーだったのか?
参加者の方によるサイト集
〜貴重なシーンが満載ですので是非ご覧ください〜
(随時追加予定)

「台湾特捜百貨店(トップ)by 片倉佳史様(フリーライター)
片倉佳史の鉄道漫遊 片倉佳史の台湾体験
6月中旬の記事を中心に本ツアーの模様が掲載されています


「つれづれ鉄道日記(トップ)by 釧路臨港鉄道の会様
6月中旬の記事を中心に公式訪問団参加の模様が掲載されています


思いで鉄道探検団増結1号車(トップ)」 by カモ様
本ツアー参加のページは
コチラ






 

(参考)台鐵線迷の台テツブログ
(注:広報用にツアー催行前に作成したものです)
我愛台灣。我愛台灣鐵路!

このブログは6月6日に行われる「台湾鉄道研修ツアー」に参加した
一人の鉄道ファンがツアー参加後、
自身のブログにツアー内容を掲載したと言う想定のフィクションです。

・ツアーご参加者のイメージを膨らませるため
・ご参加後のブログ掲載の作例として
・ご参加を迷っている方への参考情報として

お役に立てれば幸いです。

当日の天候や設備の不具合などで
一部このブログ通りにならない事もありますのでご理解ください。
また、一部サプライズを含んでいますのでその部分は中略して
参加者の雄叫び(?)のみ記載しています。


 


 
2012年6月6日(水)
いよいよ台湾へ出発!

 


朝起きると、窓の外は小雨が降っており、梅雨の始まりを予感させた。今日はいよいよ待ちに待った台湾鉄道研修ツアーの日だ、身支度を整えて羽田空港国際線ターミナルに向かう。

羽田空港国際線ターミナルの集合場所には12時頃に到着すれば良いので朝はゆっくりだった。国際線ターミナル駅から集合場所に到着した頃、もうすでに何人かの参加者の方が集まっていた。


札幌からの添乗員さんと参加者が加わって、ツアーの簡単な説明のあと、台北(松山)行き飛行機に搭乗する。鉄道模型が趣味のDさんは売店で現地のファンにと飛行機の携帯ストラップのお土産を買っていた。

いよいよ飛行機は台北に向けて離陸、機内食を食したあと寝てしまい、あっという間に松山空港に到着。入国審査を済ませていよいよ台湾の地へ!暑い!
空港では通訳さんが迎えのバスでホテルまで案内してくれる。松山空港はMRT文湖線が走っているが、荷物が多いのでお預け。ホテルにチェックインし、しばしフリータイム。機内で隣の席だったEさんとホテル最寄りのMRT民権西路駅から明かり区間を何区間か乗り鉄をした。


2012年6月7日(木)
CK124牽引記念列車

 


この日は今回のツアーのメインの1つである「SL記念列車」に乗車する。にしては出発時間がずいぶんと早い。

MRTと自強号を乗り継いで新竹駅に向かう。台北駅では通訳兼案内で著名なライターである片倉佳史さんが待っていた。お隣には台湾では非常に有名な鉄道ライターの方も居る。お二人ともWebや著書ではその名を良く拝見するが実際に会ってお話するのは初めてだ。
新竹駅には出発の1時間以上前に着いた。
一体こんなに早く付いて何をするのか…

(中略)

ええっ!マジですか!?
いやいや、驚きました


(中略)

こうしてSLは出発。車窓の風景を楽しむうちに内湾に到着し、みんなで昼食後、折り返し列車で新竹に戻ります。それにしてもCK124は人気があるらしく、ホームも現地の人でごった返して大変な騒ぎだった。
帰りの列車は竹中で新幹線に乗り継ぐ公式訪問団を下ろし、我々はそのままSLに乗り新竹へと向かった。
新竹駅のホームもすごい人でいっぱいだ。平日なのに一体どこから…そんな中、ツアー参加者を呼ぶ声が、

(中略)

ええっ!マジか〜〜!?
こんな事ってアリですか(笑)


(中略)

新竹駅から自強号で台北のホテルに戻り、公式訪問団と合同夕食会が行われた。台湾ビールで乾杯だ!私はお酒が飲めないので飲まないチーム数人は台湾のジュースをいただく。南国で飲むジュースもまた格別。「東アジア鉄道何とか(名称失念)」と言うサイトの管理人らしき人は泥酔して階段の踊り場で大いびきで寝ていた。こういう恥知らずな日本人は放っておいて、参加者皆で鉄道談義に花が咲いた(笑)

2012年6月8日(金)
七堵機務段見学〜壮絶な一日

この日の朝は5時30分に目が覚めた。ホテル発まではまだ全然時間があるのだが、興奮で目が覚めたのである。今日は台湾最大級の車両基地である七堵を見学する。

ホテルで朝食をとり、台北駅で片倉さんと合流した我々は七堵駅へ移動。ここから機務段の方が出迎えてくれて職員用の地下通路を通り、いよいよ車両基地内部へと入った。EMU100やDR2510が留置されている。

 

会議室で歓迎と基地見学のレクチャーを受ける。今回は一般の留置車両のみならず、花車や基地内のその他施設も1日掛けてたっぷりと見学する内容である。メディアや政府経由での取材申請でも七堵での見学はせいぜい2〜3時間が限度と言われる中、このツアーがいかにすごいかが分かる。

まずはPP自強号の車庫から。

 

EMU100は数ヶ月前の台北機廠連絡線の廃止・撤去に伴い、動ける車両は現在七堵に駐留している。

床下からパチリ。ピットから足周りをじっくり見れるのも嬉しい

 



走る会議室

 

車庫の他にもいろいろ見せてもらった。


ボタンがずらり。
画像と現場では大違い、ここの緊迫感がお伝えできないのが残念

 





暑い日なので、PPも涼しそうだ。

 



所属車両の運用表。
今日のあの編成は…

 



お昼は基地の従業員食堂で。好きなおかずを盛り付けてお会計。

ご飯おかわりし放題が泣けます(笑)

 



食事の後、待ちに待った「花車」の見学!

昭和天皇が皇太子時代にご乗車された国宝級車両。年に1回、公開するかどうかのレアな車両だ。

 



隅から隅まで工芸の粋が行き届いていた。

 



見ていて惚れ惚れする


※車内には入れません。窓越しの見学・撮影になります

 



花車を出たあとは再び施設見学

なんじゃこりゃ?
ス、スネ夫??


(中略)

え!?私も!?良いの??マジで!!
人生初かも…

 

ガクガクッ!ポイントはちょっと揺れるねぇ(謎)

桃園過ぎたら、急に大雨降ってきましてん(謎)


※この部分は内容調整中です。当日装置不調時はごめんなさい

 

最後は会議室で…

(中略)

へえ〜、
なるほど!
すごいすごい!



えぇっ!ホントに!!
最後の最後まで泣かせます


(中略)

夕方に七堵機務段を後にして、台北のホテルに戻って日台鉄道ファンの交流・夕食会。

あんな人や、こんな人が…
台湾の有名鉄道ファンが勢揃い!

台鐵本舗で買いそびれた○○さんの本、ご本人にサインをしてもらいゲットしました!
自分の部屋にあった片倉佳史さんの本にも片倉さんからサインをいただきました(嬉)
△△さんの自作模型、よくできてるわぁ〜、商品化されていないこの車両もステキ過ぎだ!
マジでこんなにしてもらって良いのかしら(笑)

日台の鉄道談義に花を咲かせて就寝した。今日は人生で一番鉄分の濃ぃぃい一日かも。

 

2012年6月9日(土)
彰化機務段見学〜壮絶な一日再び


昨日の興奮冷めやらぬまま、あっという間に朝が来た。

台北駅から自強号に乗車、今日も片倉さん、そして台湾の鉄道雑誌の編集長が同行する。

彰化に到着し、機務段へ。前もここに来たことあるんだが、いつ来ても良い!

 
扇型機関庫も見学するが、このツアーでは普段入場できないエリアもしっかりと見るのだ。扇型エリア=彰化機務段の50%に過ぎないのだ。彰化はここに本丸がある。

(中略)
EMU500か…韓国電車ばっかりもねぇ…
って、え!?何!?お宝いるじゃん!!
おぉぉ!
こんなことして良いの!


 

彰化駅からはDRC1000×2連の専用列車に乗車。
って!ヘッドマークが!

台鐵さん、これ、よく認めてくれたなぁ〜

※丸or四角、絵柄は当日のお楽しみです

 

専用列車は定刻に出発。昼食はロングシートの車内で駅弁だ。
ロングシートでの食事は普段だったら恥ずかしいが、みんなで食べれば楽しいことこの上ない。貸切列車のなせる業だ。



沿線の日本時代からの木造駅舎もたっぷり見学

車窓から見える青々とした田園が美しい

 



機関車の旋回窓も見学
って旋回窓?

旋回窓ぉ?





(中略)

<沿線の駅で>
あれ?変な番線に入るよ、列車退避?
あ、ポイントがあっち向いてる、そこは時刻表にも載っていない…

えぇ!?ここ走るの!

ビデオ片手のFさんは「こんなチャンスは無い!」と前面展望を撮り始めた。
乗客が全員鉄な人なのでかぶりつきも視線を気にすることは無く、思いっきりできるのが嬉しい。

(中略)

 

 



腕木信号機も見学



台湾では数少ない現役の腕木信号機


(中略)

「皆さん、準備はいいですか?」
「は〜い」
慌てて三脚をセットする
運転手さん!始めてください(※中国語です)

プワーン!ガタンゴトン!

カシャカシャカシャカシャカシャ!

デジカメのメモリーがあとわずかになった。どうしよう…

(中略)


海の見える線路を走りながら、木造駅舎の小さな駅にも何度か立ち寄り、写真を撮っては列車に乗り込む。

夕方に新竹駅に到着。車庫に去ってゆくDRC1000の姿に参加者の誰かが口を開いたのを皮切りに一斉に合唱となった
「ありがとう!」「ありがとうDRC1000!」
まるでDRC1000が引退するかのような光景となった(笑)


 

2012年6月10日(日)
夢の旅は終焉 〜 日本へ帰国


連日の興奮冷めやらぬまま、また早く目が覚めてしまった。

今日は荷物をまとめて帰国の途だ。午前中は少し時間があったので朝食をとってMRTを乗り鉄し、書店で本を物色した。

11:00前にホテルに戻り、全員集合してバスで松山空港に向かった。

免税店をブラブラしていると、叔父からタバコを頼まれていたのを思い出した。あ〜ぁめんどくせぇが、買ってこよう。台湾のタバコは箱に汚れた肺の写真が大きく載っていてグロテスクだ。叔父さんよろこぶだろうなぁ(笑)

松山空港は国内線の路線も多く、日本では見かけない飛行機がバンバン飛んでいる。窓越しにずっと見ていても飽きない。

搭乗時間になりいよいよ台湾を後にする。今回の旅で日本の人も台湾の人も知り合いがぐっと増えた。名刺をたくさん用意していたのだが切らしてしまった

いつもなら格安航空券+ホテル=5〜6万円台で台湾で鉄できるので、最初はこのツアーの価格に戸惑ったしかし、入れない場所で撮影ができる上、このツアーが一発モノの今年限りかもしれない話もあったため、無理してでも参加したのだった。

今回の旅でひときわ愛着の湧いた車両も多く、次回の台湾旅行はこれらの車両にもいっぱい乗り鉄したい。あ、高鐵にも乗らなきゃ。

2012年6月30日(土)
近況報告


鉄道研修ツアーから帰国し、多忙だったためブログ更新が遅れました。

さて、先日の帰国後、ツアーにご一緒いただいた方々の投稿がいろんな鉄道雑誌に載っていました。都内の駅員さんだというバリバリ撮り鉄の方が「鉄道ジャイアンツ」7月号に(183ページ)、大阪から新幹線に乗ってきたAさんは季刊「鉄道タイガース・夏の海外鉄特集」に、名古屋からのBさんは撮影された動画を動画サイト「Your中部」に投稿していた。どれも当時を思い出させてくれて嬉しい気持ちになる。


それにしてもこのツアーはプライスレスの内容が多く、参加して損のない内容だった。スタッフさんによると次回の企画開催の可能性はかなり低いそうだが、次もやるのであればそちらにも参加したい。
 (終わり)



 


御笑覧ありがとうございます。



本ブログ(作例)はJR北海道・釧路支社、台灣鐵路管理局とは一切の関係がありません。本内容をJR北海道や台灣鐵路管理局に問い合わせすることはご遠慮願います。

内容お問い合わせ: bong-seol-gang@nifty.com   (MINEYUKI宛て)にお願いします。

 

参考リンク

ツアーの公式ページ(申込先)はこちら
約款・料金の問い合わせはこちらにお願いします
(JR北海道釧路支社のページ)
※この他、SL乗車と花車のみ見学、残りは観光のツアー商品(釧路発)もあります。


公式ページでは紹介しきれない情報が満載!
むしろこちらを必ず読んでください
片倉佳史さんによる解説のページはこちら




ブログ作例写真・撮影協力:台灣鐵路管理局本局・七堵機務段・台北検車段・七堵站・彰化機務段・追分站・台中港站・盧総経理様
撮影にご協力いただきありがとうございました。非常感謝!当日もよろしくお願いします。


 
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